信州大学の授業でありながら一般市民も参加できる「信大マラソン」が11月12日(日)、松本市の信州スカイパークで開催されました。マラソンを完走できる技術,体力,精神力を養い, 生涯にわたってスポーツの楽しみ方を養うことを目的として2013年から全学部の1年生を対象とした授業に取り入れられたこのマラソンは、2014年より一般市民枠を設け、市民との交流もその目的に加えて4回目、回を重ねるごとに認知度も高まり、今年は学生約40名、一般約190名、計230名の参加となりました。
9:00にフルマラソンスタート!気持ちの良い晴天となりました
学生たちは春から、マラソンの基本フォームやトレーニング方法を学び、フルもしくはハーフマラソンを完走できるよう自主練習を重ねてきました。ほとんどの学生がマラソン初体験でしたがほぼ全員が完走することができました。
校友会長でもある本学濱田学長と全学教育機構杉本教授のあいさつ
このマラソンの大きな特徴は、一つは制限時間が多くのマラソン大会より長く設定されていること、二つ目に一般参加者の登録が当日まで可能なことです。最も遠くからの参加者は北海道の女性で「娘の誕生日記念に参加しました。飛行機が飛ぶかわからないので当日参加できるのは本当にありがたいです。」と42.195キロを笑顔でゴールされていました。
公園内のコースのため、交通規制が必要なくアップダウンの少ない走りやすいコース設定
当日は学外から㈱未来図、Training Gym ZERO、伴走伴歩協会、ART MESSAGEなどの企業・団体が大会運営サポートを行いました。
開会式を盛り上げるチアガール(左上)、 ストレッチ・マッサージ指導のトレーナー(右上)、伴走伴歩協会が視覚障がい者をサポート(左下)、進行を盛り上げる運営スタッフのインタビュー相手は筋肉マン!(右下)
共催である校友会からはエネルギー補給食・参加記念品を提供、学生・一般ボランティアが声援を送りながら参加者をサポートしました。
給水所やレース後の豚汁の提供には学生ボランティアが活躍
校友会からのサポート品
また兵庫県に本社を置く株式会社ユニバルからは参加者にオリジナルサポーターと靴下が提供され、早速身につけた参加者たちは快晴無風のベストコンディションの中、思い思いのペースでレースに挑みました。
学生さんの足元に早速提供されたサポーターが
一般参加者と学生が仲良くゴール!
産学民が大きく繋がるこの大会は来年も同時期に開催予定です。