2025年12月6日(土)に、アイネットやまびこドーム及び信州スカイロード10を主会場として、第13回信州大学マラソンが開催されました。
信州大学マラソンは、2013年に信州大学全学教育センターにおける「スポーツ実習」の授業として開催されたのが始まりです。翌年の2014年からは、マラソンを通して学生と市民が交流することを目的に「一般枠」を募集するようになり、大学OBを含む多くの一般ランナーが参加しています。「授業の一環としてのマラソン大会」から、学生と大学OBと一般市民がともにスポーツを通じて交流を深める日として位置づけ、「地域・市民とともにある開かれた信州大学」を発信していくイベントになっています。今年は学生と一般ランナー合わせて、歴代で最も多い約500人が参加しました。また、今年から新たに「ろくぶんのいち」という種目も追加され、会場は賑わっていました

会場内の様子
やまびこドームをスタート・フィニッシュ地点とし、会場内の1周7.2kmの周回コースを、フルマラソンは6周回、ハーフマラソンは3周回、ろくぶんのいちは1周回のコースでタイムを競いました。
フルマラソンスタート前に、やまびこドームにて開会式が行われました。信州大学全学教育センター長の杉本光公先生からは、「一般ランナーの方は学生との交流も楽しんでほしい。学生の皆さんは今までの練習の成果を発揮して頑張ってほしい。」とお話がありました。

杉本先生からのご挨拶の様子
サポーターズクラブからは、参加賞としてオリジナルトートバッグ・栄養補給ゼリー飲料と、特別賞の景品を贈呈しました。特別賞の表彰では、フルマラソンにエントリーされた一般ランナーの中から、最遠方・最年長賞に選ばれた方に信州大学農学部のワインが贈られました。

サポーターズクラブからの補給食贈呈の様子 最遠方賞表彰の様子
サポーターズクラブメールマガジン第148号で取材させていただいた、信州大学陸上競技部のみなさんが音頭を取り、準備運動を行いました。陸上競技部のみなさんは、本大会ではペースメーカーとしても活躍されました。

準備運動の様子
準備運動の後、スターターの杉本先生のピストルを合図に、9時30分にフルマラソン、10時30分にハーフマラソン、11時30分にろくぶんのいちがスタートしました。

フルマラソンのスタートの様子
今年は、フルマラソンは3時間1分20秒、ハーフマラソンは1時間28分9秒、ろくぶんのいちは23分48秒で最初のランナーがゴールしました。
ゴール後に表彰式が行われ、上位者の方には大会プロデューサーであり授業担当の杉本先生から、賞状と副賞のきのこカレー・きのこハヤシのセットが贈られました。

表彰式の様子
マラソンを終えたランナーの方に、今大会の目標や感想を伺うことができました。
「周回コースなので、できるだけ同じペースで走ろうと思っていました。走っている最中は寒かったです…。コースの途中で散歩中の犬がたくさんいて癒されました。」

(一般フルマラソン女子2位の方より)
「目標は完走でしたが、まさかの一位になりました。今日は雪が降った北アルプスが最高で、ちょうど飛行機も飛んでいたので、素晴らしい景色を見ながら気持ちよく走ることができました。来年は子供と一緒に参加したいです。」

(一般ろくぶんのいち女子1位の方より)
「1kmを4分で走るという目標を立てて、無事達成できました。走っている最中は、ペースメーカーの方がよく声をかけてくれたのが本当に励みになりました。」

(一般ハーフマラソン男子1位の方より)
「陸上部に所属していて、練習の一環としてはいい機会だったので、自分の納得できる形で走り終えられたらいいなと思って参加しました。1kmを4分で走りたいと思っていたので、最後でペースを落としてしまったところはありましたが、練習の意図としてはよくできたと思います。コース中では、4週目までは先輩がペースメーカーとして走ってくれていたので、きつさは感じずに楽に走ることができました。最後の2週は、風の強さや単独走でペースが落ちたり、自分に甘えてしまうなどのつらさがありました。2週間後に記録会が控えているので頑張りたいです。」

(信大生フルマラソン男子1位の方より)
第13回信州大学マラソンにご参加くださった皆さま、お疲れ様でした。またゴール直後のお疲れの中インタビューにご協力くださった皆さまも、ありがとうございました。2026年の信大マラソンにも是非ご参加ください。
【信州大学マラソンウェブサイト】
https://shinshu-u-marathon.jp/